四国八十八ヶ所霊場は、今からおよそ1200年以上前にお大師さま(弘法大師・空海)がご修行された由緒ある霊跡であり、今日に至るまで多くの人々の篤い信仰によって、その法灯が守り続けられてきました。
全行程約1400kmは発心(阿波・徳島)、修行(土佐・高知)、菩提(伊予・愛媛)、涅槃(讃岐・香川)と四国を一周するようになっています。
また四国遍路の巡拝は、「同行二人」つまり、お大師さまと共に心身をみがき、八十八の煩悩を一つ一つ取り除き、大自然の中で生かされている自分自身を見つめ直す修行の旅なのです。
また、宗旨、宗派を問わず、お参りをされる人々の願いが成就される信仰の場でもあります。
荒々しい太平洋の波、おだやかな瀬戸の内海、険しい四国の霊山、のんびりとした田園は変化に富み、俗塵を離れ、大自然に接し、人とのふれあいを通じ、生きている喜びを感じ、身も心も生まれ変わりの遍路(修行)旅なのです。
四国遍路についての詳しいご案内は下記からご参照ください。
四国八十八ヶ所霊場会